なぜ英語が苦手な日本人が多いのか

大学受験を目指し、受験勉強に励んでいる受験生の皆さんは、それぞれ苦手な教科をお持ちだと思います。特に多く耳にするのが数学と英語ではないでしょうか。日本の英語教育は向上を図っているとはいえ、まだまだ英語を苦手としている方がたくさんいます。なぜ日本人は英語が苦手なのでしょうか?その理由についていくつか紹介します。

■ 文法の違い

日本人が英語を苦手とする理由として、文法の違いが挙げられます。日本語は「主語・目的語・動詞」、英語は「主語・動詞・目的語」の順で成り立っています。動詞の位置を変えるだけだから簡単では?とお考えの方も多いようですが、頭で理解することと、実際に話すことは全く異なります。世界では英語と同じ文法の国が多いですが、日本より英語力が高いといわれている韓国では、日本と同じ文法を使用します。そのため、努力しだいで英語力を身につけることは十分に可能といえるでしょう。

■ リスニングについて

日本語と英語の周波数が違うのをご存じでしょうか。日本語は125~1500ヘルツなのに対し、英語は2000ヘルツから12000ヘルツだといわれています。日本語に囲まれて生活している日本人にとって、英語から発せられる高い周波数は雑音として認識してしまうそうです。そのため、日本人にとって英語が聞き取りにくいのは当たり前のことで、リスニングが苦手でも恥じることはありません。英語の周波数を聞き取れるようにトレーニングすることで、リスニングを強化することができます。

■英語を使わない環境

外国人が増えてきているとはいえ、日本は海に囲まれた島国です。母国語を大切にしていることはもちろん、大学など高い教養を学ぶ場でも全て日本語を使って学ぶことができます。化学や西洋医学は本来日本にはない分野の学問ですが、日本語にはない専門用語があっても多くの人が学べるようにと、先人が日本語に翻訳して西洋の知識を吸収していきました。そのため、現代では高度な学問も日本語で学ぶことができるのです。 これは日本の先人の努力を誇れる点でもあり、日本語を話すことができれば生活に支障を来すことのない閉鎖された環境であるともいえます。

しかしグローバル社会である現代では、就職して初めて英語が必要になり、英語や英会話スクールに通われている方もたくさんいます。将来の幅を広げるためにも、積極的に英語を話す努力をすれば、英語力アップ間違いなしです。

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