上手なノートのとり方


学校や塾で習ったことをしっかりと覚えるには、ノートのとり方も重要です。自分なりに授業内容をまとめることで、理解を深め復習にも役立ちます。しかしただ板書を書き写せばよいというものでもありません。書きながらしっかり理解できる、後から見返したときにわかりやすいノートをとるためには少しコツがいります。

■余白を十分にとる

板書をするとき、ノートは余白を十分にとるように心掛けましょう。一行ずつ空けて書いてしまってもかまいません。ぎっしり文字を書き込んでしまうと、後で内容を確認するときに目的の箇所を探しにくくなってしまいます。また授業内容をすべて書き留める必要はありません。得意なこと、理解できていることをノートに書き写すよりも、苦手なことや理解できないことを板書しましょう。余白をとって板書をしたら、空いた部分に先生の話や感想などを書いていきましょう。関連付けをするために矢印を引くと、直感的に内容を思い出せるノートができあがります。ノートの3分の1を余白にしたり、行間を3行から5行くらいあけたりと、余白のとり方は人それぞれあるので、やりやすい方法を試してみてください。

■ 色分けを効果的に行う

重要なポイントを目立たせるために色ペンやマーカーを効果的に使いましょう。使う色はできるだけ少なくして、本当に重要なポイントだけに使用するとすっきりしたノートになります。人間の注意を惹く赤や黄、補足のための青など、3色までに留めるとよいでしょう。また、色のルールを決めておくことも大切です。例えば赤は最も重要なところ、黄色はそこまで重要ではないけれど覚えておくと便利なこと、青は自分にとって大事・面白いと感じたところなど、それぞれの色に意味を持たせるとノート全体がまとまります。

■数式や図、グラフはしっかりとかく

数式や図、グラフもきちんと自分の手でかくことが大切です。実際にかくと新たな発見があったり、理解を深めるきっかけになったりします。図やグラフをかくときには、スペースを大きくとってもかまいません。なるべく理解しながら、後で見返すことができるノートをとるようにしましょう。どのように問題を解いたのか、苦手な点はどこなのかも細かにかいておきましょう。すぐにまとめられない場合はメモをとり、後でじっくりまとめます。復習の時間にノートをまとめるというのも効果的です。

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